寒かった冬も過ぎ去り、暖かい日が増えましたね。
桜も徐々に開花し、満開になるのが待ち遠しいですね。

さて今回は、【起立性低血圧】についてお話しさせていただきたいと思います。

パーキンソン病の症状としてよくみられ、原因は自律神経の乱れとされています。正常であれば、体を起こしたり、椅子から立ち上がったりする際に、脳への血流を維持するため指令が出されるのですが、自律神経の乱れにより、その指令がうまく出されず、脳への血流が保てなくなることで生じます。

症状としては、
・立ちくらみ
・めまい
・ふらつき
・失神
などが起こります。主に寝ている状態から体を起こしたり、座っている状態から立ち上がったりと、姿勢を変える際によく起こるのが特徴です。また他にも、【食事後・排泄後(特に排便後)・入浴後】などは血圧が下がりやすいため、低血圧状態になりやすく、注意が必要です。

対策としては、
〇長時間座っていたあとは、できるだけゆっくりと立ち上がる。
急激な姿勢変換により、血圧も急激に下がります。
立ち上がってからもなるべくゆっくりと動き出すように心がけましょう。

〇水分や塩分の摂取を心掛ける。
個人の栄養状態も考慮しながら、無理のない範囲で摂取を心掛けましょう。

〇弾性ストッキング(足を締め付けるストッキング)を着用する。
血圧の低下により、足に血液が滞りやすくなります。伸縮性のある締め付けタイプのストッキングを着用することで、足に血液がたまるのを防ぐことができます。
ただし、循環不良がある方や、血栓などがある方は使用には注意が必要です。
必ず主治医に相談しましょう。

春が来て暖かくなり、以前よりも体も心も動きやすくなってきた時期だからこそ、注意が必要になります。
できる対策を取り、運動に繋げていっていただけたらと思います。